【パリモーターショー12】マクラーレンの新型スーパーカー、P1 …パワーは960psクラスか

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マクラーレン P1(パリモーターショー12)
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フランスで9月27日に開幕したパリモーターショー12。多くのスーパーカーの中で、最も注目を集めたのは、英国マクラーレンオートモーティブのコンセプトカー、『P1』だ。

マクラーレンP1は、『MP4-12C』の上に位置する新型スーパーカーを示唆したデザインスタディモデル。1992年に発表され一世を風靡した、マクラーレン『F1』の後継車に位置付けられる。

P1は現時点では、デザインスタディモデルのため、パワートレインの詳細は未公表。しかし、マクラーレンオートモーティブはパリモーターショー12において、いくつかのヒントを出している。

まずは、パワーウエイトレシオ。マクラーレンのプログラムディレクター、ポール・マッケンジー氏は、「パワーウエイトレシオは1トン当たり600ps以上」と明かした。

MP4-12Cの車両重量は、1434kg。仮に、P1の車両重量がMP4-12Cと同等になるとしたら、「パワーウエイトレシオは1トン当たり600ps以上」の説明から推測すると、P1のパワーは840psクラス。これにF1マシン同様の「KERS」が加わるとの情報もあり、トータルで960psを獲得する可能性があるという。

またP1のフォルムは、MP4-12Cをさらにアグレッシブにさせたもの。これは、エアロダイナミクス性能の徹底追求の結果だ。P1にはF1マシンと同じドラッグ低減システムの「DRS」など、アクティブエアロシステムが採用されることも告げられた。

マクラーレンによると、最高速(350km/hオーバーは確実)付近でのダウンフォースは、約600kgとあらゆる市販車でトップクラス。空気抵抗を示すCd値は0.34と、量産スポーツカーで最も低いレベルにあるという。

P1は2013年後半、市販モデルが発表される予定だ。

《森脇稔》

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