ルノーは9月27日、フランスで開幕したパリモーターショー12において、『クリオ ルノースポール 200ターボ』をワールドプレミアした。
同車は、新型『クリオ』(日本名:『ルーテシア』)シリーズの頂点に立つ高性能グレードとして誕生。「ルノースポール」の名を冠したモデルが、早くも新型ルーテシアに登場する。
その心臓部に収まるのは、新開発の1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ。モデル名が示す通り、最大出力は200ps/6000rpmを引き出す。
また、最大トルクは24.5kgm/1750-5600rpm。先代比で最大トルクは2.5kgm引き上げられており、ターボチャージャーの効果で、幅広い領域で最大トルクを発生し続ける特性だ。
トランスミッションは、新開発の「EDC」と呼ばれる6速デュアルクラッチのみ。ルノー車としては初のパドルシフトを採用し、レースモードでは150ミリセコンドという瞬時のギアチェンジを可能にした。
もちろん、サスペンションやブレーキは強化。内外装には、ルノースポールらしいスポーツテイストが与えられる。欧州での発売は、2013年初頭の予定だ。