レクサスは9月27日、パリモーターショー12において、コンセプトカーの『LF-CC』をワールドプレミアした。
LF-CCは将来、レクサスのラインナップに加わるスポーティエントリーモデルを示唆したコンセプトカー。エアロダイナミクス性能を追求した2ドアクーペボディは、躍動感あるフォルムが特徴。また、新型『GS』から導入されたスピンドルグリルが目を引く。
パワートレインは、直噴2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジン「D-4S」に、2つのモーターを組み合わせた新開発ハイブリッド。レクサスによると、CO2排出量は100g/km以下で、同じクラスのどのガソリン&ディーゼルよりも環境性能が高いという。
パリモーターショー12のプレスカンファレンスには、レクサスヨーロッパのPaul Van der Burghディレクターが登壇。「この新開発の2.5リットルエンジンを間もなく、レクサスの市販車に搭載する」と宣言した。
またレクサスは、「LF-CCのデザインモチーフが、将来の市販Dセグメント車に反映される」と説明。この言葉からLF-CCは、次期『IS』のデザインの方向性を示唆したコンセプトカーといえそうだ。