VWは9月26日、フランスで9月27日に開幕するパリモーターショー12のプレビューイベントを開催、同社の商用車部門が『クロスキャディ』を初公開した。
VWは、「クロス」と命名したクロスオーバー的モデルを『ポロ』や欧州向け『ゴルフ』などに用意。このクロスシリーズを商用車部門の小型MPV『キャディ』に拡大展開したのが、クロスキャディだ。
外観は、前後バンパー下部やサイドシル、フェンダーに、樹脂製のエクステンションを追加。ちょっとしたラフロードを走行した際、ボディに跳ね石が当たるのを低減する。17インチのアルミホイールやシルバーのルーフレールも、クロスキャディの専用アイテムだ。
室内は2列シートの5名乗り、3列シートの7名乗りの2タイプを設定。シートは専用のツートンデザインで、シフトレバーやサイドブレーキレバーには、グレーのステッチ加工が施される。
エンジンは、直噴ガソリンターボの「TSI」、直噴ターボディーゼルの「TDI」など、複数ユニットをラインナップ。4WDの「4モーション」にデュアルクラッチの「DSG」を組み合わせた仕様も、追加投入される予定だ。