ZMPと米ゲッコーシステムズ(GSIC)は、ZMPがGSICの基本技術ロボットプラットフォーム「BaseBot(愛称:Lou)」の技術評価を成功裡に終えたことを発表した。
ZMPとGSICは、相互技術交流や日米及び世界各国における共同マーケティングを開始する旨の覚書を締結し、協業を進めている。今回、第1段階として、ZMPはGSICの基本技術ロボットプラットフォーム「BaseBot」の技術評価を行った。
BaseBotは、外界センサとしてキネクトを搭載した高さ約100cmの車輪型ロボットプラットフォーム。両社は、自律移動サービスロボットに必要となる基本的なハードウェア、ソフトウェアを装備しており、完成度の高い優れたソフトウェアによって構成されていることを確認した。
GSICではBaseBotをベースとし、より高度なナビゲーションと洗練されたユーザインタフェースを搭載したフラッグシップモデル「CareBot」もラインナップ。CareBotは高齢者の生活支援を主用途としており、日本国内においても活躍が期待されるため、ZMPでは、CareBotも含めマーケティングを進めていく。