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【福祉機器展12】トヨタ、生活支援ロボットを開発

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車は、人の活動をサポートする「トヨタ・パートナーロボット」の一つとして、手足の不自由な人のために、家庭内での自立生活をアシストする生活支援ロボット(HSR)を開発した。

HSRは、小回りの効く円筒型の小型・軽量ボディに、折畳み式のアームを備えることにより、「床の上の物を掴んで拾う」「薄い物を吸引して拾う」「棚、机の上、高い所から物を取ってくる」「カーテンを開ける」などの仕事ができるロボット。操作は、音声認識機能やタブレット端末を使って簡単に行うことができる。さらに、人に触れることを前提に、安心・安全に使えるよう配慮して、ボディやアームの駆動部に大きな力が生じないように設計している。

HSRの開発にあたっては、生活の質の維持・向上に貢献することを目指して、日本介助犬協会の協力のもと、手足の不自由な人のニーズや要望を把握し、「落ちた物を拾う」「物を取ってくる」「家族や介護者とのコミュニケーション」という機能の開発に取り組んできた。2011年には、横浜市総合リハビリテーションセンターの協力のもと、障がい者の自宅でHSRを使った実証実験を実施し、利用者の視点を設計にフィードバックしながら開発を進めてきた。

今後は、少子高齢化社会の課題も踏まえ、HSRを使って遠隔地から見守りや介助ができる新たな機能を開発するなど、実用化を目指し、大学をはじめとする研究機関や介護・医療関係者などと連携して研究開発に取り組んでいく。

なお、9月26日から28日まで東京ビッグサイトで開催される「第39回 国際福祉機器展H.C.R.2012特別企画『福祉機器開発最前線』」にHSRの参考出品を予定している。
《纐纈敏也@DAYS》

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