TRWオートモーティブ・ホールディングスは、米ミシガン州ロックタウンシップで開催中のイベントで、ビデオカメラセンサー「S-CAM」を公開するとともに、第3世代のビデオカメラの開発を発表した。
TRWが現在生産しているビデオカメラセンサー「S-CAM」は、ヘッドライト制御、車線検知、交通標識認識、車両検出、分類による自動緊急ブレーキの機能を提供。さらに開発中の次世代カメラでは、S-CAMの機能をベースに、欧米市場で重要な安全システムとして注目されている歩行者検出機能をさらに強化する。
同社では、モービルアイ社との連携により、前方監視カメラ、S-CAMの生産、欧州およびアジア市場への提供を行っており、来年中には米国市場への投入を予定。協力体制を基に、次世代カメラの開発を進めていく。