【パリモーターショー12】トヨタの小型MPV、バーソ が オーリス 顔に…部品470点以上を一新

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トヨタ バーソの大幅改良モデル
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トヨタ自動車の欧州法人、欧州トヨタは9月19日、フランスで9月27日に開幕するパリモーターショー12でワールドプレミアする『バーソ』の大幅改良モデルに関して、その詳細を公表した。

バーソは、トヨタが欧州市場向けに専用開発した小型MPV。現行モデルは3世代目にあたり、2009年3月のジュネーブモーターショー09で発表された。トヨタのトルコ工場で生産され、欧州Cセグメントの小型MPVでトップクラスの快適性や安全性、使い勝手の良さが追求される。

現行型のデビューから3年半が経過し、トヨタはバーソに初の大幅改良を施した。そのハイライトは、新デザインのフロントマスク。新型『オーリス』と共通イメージに改められた。欧州トヨタによると、このフロントマスクをはじめ、従来型の部品の470点以上が一新されているという。

インテリアは、素材の見直しにより、クオリティを向上。グローブボックス上部はソフトタッチ素材で仕上げられ、ステアリングホイールやドアトリム、アームレストにはナッパレザーが使われる。

エンジンは全5ユニットを用意。中でも、直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼルの「D-4D」エンジンを改良。低回転域のトルクを引き上げながら、静粛性を高めた。CO2排出量は130g/km以下に抑えられる。

《森脇稔》

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