フィアットは9月27日、フランスで開幕するパリモーターショー12において、新型『パンダ4×4』を初公開する。
パンダ4×4は新型『パンダ』をベースに、オフロード走行に対応したSUVに仕立てたモデル。歴代パンダにも4×4仕様はラインナップされており、3世代目となる新型パンダもその伝統を受け継いで、4×4が設定される。
新型パンダ4×4は通常のパンダに対して、車高を引き上げ、前後バンパーにアンダーガードを追加。ボディサイドのクラッディングパネルも、オフロードテイストを強調する装備だ。
4WDシステムは、路面状況や走行条件に応じて、前後でトルク配分を行う。ELDと呼ばれる、電子制御デフロック機構も採用。フィアットによると、パンダ4×4が欧州Aセグメントにおいて、唯一の本格4WD車になるという。
エンジンは、ガソリンとディーゼルの2ユニット。ガソリンは0.9リットルの2気筒ターボ「ツインエア」で、最大出力85psを発生する。