英国のマクラーレンオートモーティブは9月18日、フランスで9月27日に開幕するパリモーターショー12において、コンセプトカーの『P1』を初公開すると発表した。
マクラーレンP1は、『MP4-12C』の上に位置する新型スーパーカーを示唆したデザインスタディモデル。1990年代に一世を風靡した、マクラーレン『F1』の後継車という意味合いも持つ。
P1のデザインは、MP4-12Cをさらにアグレッシブにさせたような印象。エアロダイナミクス性能も徹底的に追求される。MP4-12C同様、ミッドシップレイアウトだ。
現時点では、パワートレインに関しては未公表。マクラーレンオートモーティブのマネージングディレクター、アントニー・シェリフ氏は、「世界最高速を目指すだけでなく、サーキットにおいても量産車最速を狙う」とコメントしている。
P1は2013年、市販モデルが披露される予定。マクラーレンオートモーティブのロン・デニス会長は、「20年前、マクラーレンF1がスーパーカーの新基準を打ち立てた。P1は再び、スーパーカーの新基準になる」と述べ、自信をのぞかせている。