カーナビ画面を注視し、前方のシニアカー見落とす

自動車 社会 社会

6日午前4時5分ごろ、茨城県筑西市内の国道429号で、道路左側の路肩を走行していた電動車いすに対し、後ろから進行してきた乗用車が追突する事故が起きた。車いすに乗っていた90歳の男性が死亡。クルマを運転していた38歳の女性も負傷している。

茨城県警・筑西署によると、現場は筑西市折本付近で片側2車線の緩やかなカーブ。電動車いす(シニアカー)は道路左側の路肩を走行していたが、後ろから進行してきた乗用車が追突。クルマは道路左側の歩道を乗り越え、そのまま道路と並行して流れる用水路に転落した。

この事故で車いすに乗っていた90歳の男性が全身強打でまもなく死亡。クルマを運転していた同市内に在住する38歳の女性も胸部打撲などの軽傷を負っている。

警察では女性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いているが、調べに対しては「カーナビの画面を見ていた」などと供述しているようだ。警察では前方不注視が事故の主因とみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース