ダイムラーは9月4日、フランスで9月27日に開幕するパリモーターショー12のメルセデスベンツブースに、「Aesthetics S」(Sの美学)と名付けた彫刻作品を出品すると発表した。
この彫刻は、メルセデスベンツのフラッグシップサルーン、次期『Sクラス』のデザインの方向性を示唆した作品。メルセデスベンツは2010年以降、「Aesthetics」と命名された彫刻を3作品発表しており、その多くが市販モデルに結びついている。
「Sの美学」と名付けられた今回の作品。メルセデスベンツのデザインを統括するゴードン・ワーグナー氏は、「歴代Sクラスは、時代を超越したデザインだった。この作品もその伝統を受け継ぎ、次期Sクラスのデザインの方向性を提示したい」とコメントしている。
なお、パリモーターショー12の会場では、メルセデスベンツのブースに、最新のプロジェクター機器を導入。このAesthetics Sを3Dで浮かび上がるようにして、披露するという。