新生レクサスの象徴「スピンドルグリル」が与えられた『LS』と『ES』そのヨーロッパプレミアの場にレクサスが選んだのは、各国の高級車メーカーが注目するロシアだった。
特にLSについては、『LS600h Fスポーツ』というフラッグシップモデルのなかのフラッグシップグレードを持込み、開発責任者自らがモデルの特徴や改良点を語るなど"本気"の姿勢を感じた。
国家の成長に伴い、高所得者が増えつつあるロシア。レクサスの需要も増えていると言うが、その多くがSUVで占められている。レクサスは最も得意とする高級セダンの販売台数を増やすことで、現状1万6000台程度というロシアでの年間販売台数を2万台まで引き上げるという。