フェラーリのエンジン&電子機器の開発チーフの地位にあるルカ・マルモリーニが、新型V6エンジンのプロトタイプがすでにマラネロのファクトリーで始まっていると語った。
コスワースやPUREの先行きは不透明で、メルセデスのノルベルト・ハウグが2014年のエンジンサプライヤーは3社に集約するとの見通しを語ったのは最近のことだ。
「2014年の新エンジンレギュレーションは、エネルギー回生機能を重視するなど非常にハードルが高い。たとえば、ターボのシステムだが、2014年型エンジンのそれは過給器としてだけでなく、これ自体がエネルギー回収装置を兼ねている。今は新しいエンジン開発に没頭している。ルールの解釈を誤ることなく正しい方向に開発を向けたいと願っている」