東芝、NAND型フラッシュメモリを3割減産へ

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東芝・NAND型フラッシュメモリ
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東芝は、NAND型フラッシュメモリの生産拠点である四日市工場(三重県四日市市)で生産量を3割削減すると発表した。

NAND型フラッシュメモリのUSB・カード向け市場では、年初来、供給過剰から価格下落が継続している。同社は6月以降、USB・カード向け市場への出荷調整してきたが、依然として価格下落が止まらないことから、稼働率を下げることで生産調整を実施する。これにより市場の在庫圧縮を進め、需給バランス改善による価格の持ち直しを図る。

ただ、同社では需要を牽引するパソコンやスマートフォンなどは、引き続き高い成長率が見込まれており、NAND型フラッシュメモリ市場全体では、7-9月期には需給改善を見込む。今回の生産調整による改善と合わせて、早期の市況の回復を図る。

稼動状況は、今後市況の回復具合を見ながら見直す方針だ。

《レスポンス編集部》

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