ホンダは7月22日、Hondaウェルカムプラザ青山で7月14日から開催しているホンダロボティクス展において、世界初の自律行動制御技術を搭載したヒューマノイドロボット、新型『アシモ』のデモンストレーションを行った。
アシモは2000年に世界初の本格的な二足歩行ロボットとして発表されて以来、様々な改良を受けており、2011年には新型アシモへとフルモデルチェンジされていた。新型アシモの特徴は、周囲の人間の動きに合わせて自ら行動する判断能力を備えたことによって、世界初の自律行動制御が可能なヒューマノイドロボットとなったことである。
そのほか、旧型に比べ約6kg減量されているほか、ハンド部の関節を大幅に増やすことでより細かな作業に対応できるようになった。
デモンストレーションでは、ボールキックや片足・両足でのジャンプ、手話を交えたダンスなどが披露され、アシモが滑らかな動きを見せるたびに、観客からは大きな歓声が上がった。
また、アシモのデモンストレーション後には、5月に発表された同社のパーソナルモビリティー『UNI-CUB』が登場、同車のコンセプトである「人と調和する新たなパーソナルモビリティー」をアピールした。
ホンダロボティクス展は7月28日まで開催される。