17日午後2時30分ごろ、秋田県仙北市内の国道46号を走行していた大型ダンプトラックと、交差する市道を走行していたワゴン車が出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故で人的な被害はなかった。ダンプには震災がれきを積載していたという。
秋田県警・仙北署によると、現場は仙北市田沢湖卒田付近で片側1車線。交差点に信号機は設置されていない。大型ダンプトラックが国道を進行していたところ、交差道路を左方向から進行してきたワゴン車と出会い頭に衝突した。
双方の車両は中破したが、ダンプトラックを運転していた大仙市内に在住する36歳の男性と、ワゴン車を運転していた岩手県盛岡市内に在住する28歳の男性にケガはなかった。
トラックには東日本大震災において岩手県宮古市内で発生した「震災がれき」が積載されていたが、自走不能になったことから、がれきを入れたコンテナを別車両に乗せ換えて輸送を継続している。
一時停止義務はワゴン車側にあることから、警察ではワゴン車側がこれを怠って進行してきたものとみて、運転者から事情を聞いている。