ZMP、ロボットカーを使った開発・実験会員制サービスを設立

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ZMPは23日、同社が開発した「RoboCar」シリーズおよびシミュレーション、計測ツール等をセットにした開発・実験環境の共同利用サービス「RoboCarシェアリング・メンバーシップ」を設立すると発表した。

メンバーシップへの参加は、年会費500万円、初年度30社までを予定。受付は5月23日より開始し、定員数になり次第終了する。

同事業は、会員企業が、ZMPの提供する開発・実験環境を利用して、カーロボティクスや車載ビッグデータ関連の技術・製品・サービス実験を行うことができるというもの。

会員企業は、ZMPが定期的に行うテストコースでのRoboCar試走において、実際に車載データの収集・蓄積・分析・利用等の実験を行うことができる。また、そのための準備として、ツール・実験装置の取扱、デバイス取り付け、API に関するレクチャー等に参加することができる。

カー・ロボティクス、車載ビッグデータは、自動車、デバイス、通信、ソフトウェア、デザインまで横断的な協力とすり合わせが必要。自社単独で開発・実験環境に投資を行うには負担が重く、また様々な業界標準技術を手当てする費用や技術習得の煩わしさもある。同サービスは、開発・実験プラットフォームをシェアすることによって、会員企業の開発コスト低減・実験の効率化に貢献する。

《纐纈敏也@DAYS》

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