【北京モーターショー12】VWザ・ビートルのEVコンセプト、スピードスターとして再登場

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フォルクスワーゲン E-バグスター(北京モーターショー12)
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フォルクスワーゲンは22日、中国で行われた北京モーターショー12の前夜祭において、コンセプトカーの『E-バグスター』をアジア初公開した。

同車は2012年1月、デトロイトモーターショー12でワールドプレミア。新型『ザ・ビートル』をベースに、EVパワートレインを搭載したコンセプトカーだった。今回フォルクスワーゲンは、同車のハードトップを外し、屋根のないスピードスターの姿を初めて披露した。

E-バグスターは、ルーフを廃してフロントスクリーンも専用設計。室内は2シーターとした。ボディサイズは全長が4278mm、全幅は1838mmと、市販のザ・ビートルとほぼ同じ。しかし、全高は1400mm以下と90mmも低められ、スポーティな存在感を放つ。

EVパワートレインは、モーターが最大出力115psを発生。二次電池は、蓄電容量28.3kWhのリチウムイオンバッテリーだ。モーターや二次電池はモジュール化して、シート後方にレイアウト。このEVパワートレインモジュールは、単体重量が80kgに抑えられる。

1回の充電での最大航続距離は、約180km。フォルクスワーゲンによると、急速チャージャーを使えば、約35分という短時間での充電を可能にするという。0-100km/h加速は、10.8秒と公表されている。

《森脇稔》

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