口論の末、走行中のクルマから飛び降りた女性が死亡

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15日午後10時15分ごろ、兵庫県洲本市内の県道を走行していた軽乗用車から女性が転落する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた68歳の男性が注意を怠ったとして、翌16日に逮捕している。

兵庫県警・洲本署によると、現場は洲本市中川原町三木田付近で車線区別の無い幅員約5mの直線区間。地元住人から「走行していたクルマから女性が転落したようだ」と通報があり、その直後に運転者からも「自分の運転するクルマに同乗していた女性が消えた。落ちたかもしれない」という通報が寄せられた。

女性はクルマから転落した際に頭部を強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。警察はクルマを運転していた同市内に在住する68歳の男を自動車運転過失致死容疑で逮捕している。

調べに対して男は「車内で女性と口論になった。クルマから下ろせと騒いでいたが、突然静かになったと思ったら後部座席にいなかった」、「すぐにUターンして探しに行った」などと供述しているようだ。女性は酒に酔った状態だったとみられる。

女性が騒ぐ声は現場周辺の住人も聞いており、警察では女性がクルマから飛び降りる可能性があったにもかかわらず、男がクルマを減速させたり、停止させるなどの措置を怠ったことが事故に結びついたとみている。

《石田真一》

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