米国で4日、開幕したニューヨークモーターショー12。レクサスのブースでは、北米専用セダンの新型『ES』がワールドプレミアを飾ったが、主力SUVの『RX』にも注目だ。
レクサスは3月のジュネーブモーターショー12において、スピンドルグリルを採用したRXの大幅改良モデルを初公開。同時に、「Fスポーツ」の設定がアナウンスされ、ハイブリッドの「RX450h」グレードのFスポーツが披露された。
今回、レクサスはガソリンエンジン搭載の「RX350」グレードのFスポーツを、ニューヨークモーターショー12で初公開。同時に、「今夏から米国市場で発売する」と宣言した。
Fスポーツは、すでに『IS』や新型『GS』にも用意。スーパーカーの『LFA』や高性能スポーツセダンの『IS-F』の考え方を反映させて、レクサス各車の走行性能を引き上げているのが特徴だ。
RXに初設定されたFスポーツは、専用デザインのメッシュグリルや19インチのアルミホイール、スポイラー一体のフロントバンパーなどを採用し、アグレッシブな雰囲気に変身。インテリアは、ブラックとホワイトグレーを組み合わせたエクスクルーシブな空間。シートはブラックレザーで、ホワイトグレーのステッチがアクセントに添えられる。トリムパネルはスチールシルバーで仕上げられた。
足回りには、パフォーマンスダンパーシステムを装着。レクサスによると、ハンドリング性能を高めるとともに、車体の振動を最小限に抑える効果をもたらすという。