メルセデスAMG代表のロス・ブラウンは、メルセデスAMGの独創的なDRS連動式のFダクトを簡単にコピーできないライバルチームの焦りが、FIAに非合法化を促していると語る。
「いやはや……。もの凄い圧力を感じているよ(笑)。われわれのシステムは非常にシンプルで安上がりなんだが、根本的なシャシー設計の段階から採り入れない限り、簡単にはコピーできないようになっている。これがライバルチームの不満の根源にあるのだと理解している。簡単にポンと付けることができるようなデバイスだったら、きっとここまでの議論になっていなかっただろう」
FIAは中国GPまでに、この問題を再検討するという。
「これまでと違う見解が出て来れば、当然われわれは不満に思うよ。ただし、これまでFIAはこの技術とアイデアに関して一貫した見解を示してきたので、今後も首尾一貫した姿勢を貫いてくれるだろうと期待している」