ホンダは、中型クラス車両用のCVTを新開発し、5日発表の『ステップワゴン』と『ステップワゴン・スパーダ』に搭載した。新開発のCVTは、従来のCVTに対し約5%、同クラスの5ATに対して約10%の燃費向上を実現したという。
新開発のCVTは、高効率電動オイルポンプや高強度ベルト、CVT専用オイルを採用することで伝達効率を上げ、燃費性能を向上させた。
また、ワイドなレシオレンジ設定とすることで、より低回転域でのトルクフルな走行が可能となり燃費が向上するとともに発進駆動力も向上し、爽快でスポーティーなドライブフィールを実現したとしている。
ホンダは昨年11月、走りと燃費性能を高次元で両立させた次世代新技術群として「アース・ドリームス・テクノロジー」を発表。第一弾として新開発のエンジンおよびCVTを軽乗用車『N BOX』に搭載した。
今回、新ステップワゴン、ステップワゴン・スパーダに搭載したは新開発CVTは、その第二弾となる。