GMのシボレーブランドは9日、3月にスイスで開催されるジュネーブモーターショー12において、『クルーズ ステーションワゴン』を初公開すると発表した。
同車はGMのグローバルコンパクトカー、『クルーズ』に加わる第3のボディバリエーション。4ドアセダン、5ドアハッチバックに続いて、ステーションワゴンが登場する。
ボディサイズは、全長が4678mm。ハッチバックの4510mm、セダンの4597mmよりも伸ばされたボディは、十分な荷物スペースを確保するのが狙いだ。荷室容量は500リットルで、後席を倒せば約1500リットル(いずれもVDA計測法)に拡大する。
欧州市場がメインのステーションワゴンらしく、パワートレインにはディーゼルを設定。1.7リットル直列4気筒ターボディーゼル「VCDi」は、最大出力130psを引き出し、CO2排出量119g/kmという高い環境性能を実現した。
シボレーヨーロッパのスーザン・ドチェルティ社長は、「クルーズ・ステーションワゴンは欧州市場における重要車種。優れたデザイン、高い運動性能、広い室内、高い経済性を備える」と述べている。