フォルクスワーゲングループ傘下でチェコに本拠を置くシュコダは30日、3月にスイスで開催されるジュネーブモーターショー12において、新型車『Citigo』の5ドアを初公開すると発表した。
Citigoは、フォルクスワーゲンの新世代コンパクトカー、『up!』のシュコダバージョン。すでに3ドア車は発表済みだが、今回、フォルクスワーゲンがup!に5ドアを追加したのに合わせて、Citigoにも5ドアが登場した。
Citigoのボディは、up!と共通。ただしフロントマスクには、シュコダのアイデンティティの縦基調グリルが与えられ、up!との差異化が図られる。リアゲートやテールランプも専用デザインだ。
エンジンもup!と同じ。1.0リットルの3気筒ガソリンエンジンには、最大出力60psと75psの2種類が用意される。60ps仕様の場合、欧州複合モード燃費24.39km/リットル、CO2排出量96g/kmという高い環境性能を達成した。
Citigoの5ドアは、3月のジュネーブモーターショーで初公開された後、欧州主要国では、5月に発売される計画だ。