13〜15日、千葉県幕張メッセで開催された東京オートサロン2012 with NAPAC(東京オートサロン12)。トヨタ自動車は、『FJクルーザー』のカスタマイズカーを出品した。
このFJクルーザー、「FJクルーザー×Style Cb」と命名。トヨタ自動車の純正用品開発チームの女性スタッフ4名が、企画から開発までを手がけたのが特徴だ。コンセプトは、「私たちが本当に欲しいクルマ」。
もともと北米向けに開発されたFJクルーザーは、ボディサイズが全長4635×全幅1915×全幅1840mmと大きく、そのイメージはちょっと男性的。しかし、女性らしい可愛さよりも、カッコ良さを求める女性をターゲットに、FJクルーザーのカスタマイズを提案した。
ボディカラーは、専用のデミタスブラックで塗装。ルーフやバンパー、サイド&フェンダープロテクター、ドアミラーはグロスブラックで仕上げ、ホイールアーチや窓回りにはメッキモールをあしらった。フロントグリルは変更され、足元は巨大な22インチサイズのタイヤ&アルミホイールで引き締める。
インテリアは、「自分の特別な空間」がテーマ。運転席側だけにファーが取り付けられ、シートは使い込まれたソファーをイメージした革調。革巻きステアリングホイールや各種パネル類にはオリジナルカラーを使うなど、コーディネートにこだわりが表現された。