アウディは27日、2012年から2016年までの5年間に、総額130億ユーロ(約1兆3200億円)の大型投資を行うと発表した。
今回の投資は、新型車や新技術の開発、工場の拡張が目的。全投資額の約6割に当たる80億ユーロ(約8140億円)を、ドイツ国内の2工場、インゴルシュタットとネッカースウルムに投資する。
また、2012年の1年間で、約1200名の技術者を雇用し、ドイツ国内の研究施設などに配属する計画も発表。アウディは2011年、約3500名の新規/中途採用を行っており、2012年も引き続き人材の強化を図る方針だ。
同社のトーマス・シギ取締役は、「アウディは世界規模での力強い成長を目指す。とくに、軽量な車体構造と電動化技術が重要項目だ」と語っている。