デンソー、車両の変化にあわせて体制構築 組織改正

自動車 ビジネス 企業動向

デンソーは、車両視点でのシステム提案力の強化と構造改革のため、2012年1月1日付けで組織改正を実施すると発表した。

今回、電気機器事業グループ内の電機事業部、EHV機器事業部をパワトレイン機器事業グループへ、電気制御機器部を情報安全事業グループへ編入、これまでの5事業グループから4事業グループに再編する。

これまでハイブリッド、電気自動車に関する技術開発を電気機器事業グループにて行ってきたが、従来の内燃機関、ハイブリッド、電気自動車まですべてのパワートレインを幅広くシステムレベルで対応できるよう、体制を整える。電気制御機器部を情報安全事業グループへ編入することで、車両運動系事業のシナジー効果の創出を図る。

また、ITS事業部とボデー機器事業部を統合し、情報通信事業部を新設する。インパネ周りのシステム対応力強化と拡販を狙い「操作・表示系」「通信系」「制御系」を担当する2事業部内の技術部を集約する。これに伴って関連企画室、品質保証部、製造部も統合し、新たに情報通信事業部を設置する。

このほか「機能の集約・大括り化」「重点分野の強化」を狙い、コーポレートセンターとアドミニストレーションセンターを統合。コーポレートセンターとする。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集