塾アワード11結果発表…安全対策も評価

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サピックス小学部の高宮敏郎代表にトロフィを贈呈するイード 宮川洋代表(塾アワード11)。
  • サピックス小学部の高宮敏郎代表にトロフィを贈呈するイード 宮川洋代表(塾アワード11)。
  • 塾アワード11。栄光ゼミナールの山本博之取締役(左)とサピックス小学部の高宮敏郎代表(右)

イードは8日、東京の帝国ホテルにて開催された「私塾界Premium Seminar & Reception Party」(主催:私塾界)において、顧客満足度により塾・予備校・通信教育を表彰する「イード・アワード2011塾部門(以下、塾アワード)」の表彰式を実施した。

第1回となる今回の塾アワードでは、イードの調査パネル「あんぱら」会員および、教育情報サイト「リセマム」読者のうち、小学生、中学生、高校生および大学受験生の子どもを持つ保護者を対象に、塾・予備校・通信教育の満足度調査を実施。面倒見の良さ、授業の分かりやすさ、安全対策、教材の質、子どもの印象、学費、保護者向け説明、窓口対応、および総合満足度をインターネット調査しました。

集計の結果、「小学部」では、総合:明光義塾、集団塾:サピックス小学部、「中学部」では、総合:ITTO個別指導塾、集団塾:市進学院、「大学受験の部」では栄光ゼミナールが、それぞれもっとも顧客満足度の高い最優秀に決定した。通信教育では、「小学部」でZ会、「中学部」でもZ会が最優秀となった。

また、震災後、保護者の関心が高まっている「安全な塾」については部門賞を設定、「小学部」ではサピックス小学部、「中学部」と「大学受験の部」では栄光ゼミナールがそれぞれ受賞した。

満足度とあわせて、「塾選択の決め手」を自由回答にて質問したところ、小学部・中学部・大学受験の部ともに「合格実績」を重視する傾向が浮き彫りになりました。また、小学生では「近い」「通いやすい」、中学部では「クチコミ」「友達が通っていたから」、大学受験の部では「本人の希望」といった回答が目立つ。塾選びに関しても、子どもの成長とともに、影響力が親から友達へ、さらには本人の意思へと移っていくようだ。

<小学部>
総合・最優秀:明光義塾
集団・最優秀:サピックス小学部
面倒見の良い塾部門:明光義塾
安全な塾部門:サピックス小学部
授業が分かりやすい塾部門:明光義塾
教材の質がよい塾部門:サピックス小学部
子どもが好きな塾部門:明光義塾
学費満足度の高い塾部門:明光義塾

<中学部>
総合・最優秀:ITTO個別指導学院
集団・最優秀:市進学院
面倒見の良い塾部門:市進学院
安全な塾部門:栄光ゼミナール
授業が分かりやすい塾部門:栄光ゼミナール
教材の質がよい塾部門:佐鳴予備校
子どもが好きな塾部門:市進学院
学費満足度の高い塾部門:学研教室

<大学受験の部>
総合・最優秀:栄光ゼミナール
集団・最優秀:市進学院
面倒見の良い塾部門:栄光ゼミナール
安全な塾部門:栄光ゼミナール
授業が分かりやすい塾部門:栄光ゼミナール
教材の質がよい塾部門:駿台予備学校
子どもが好きな塾部門:代々木ゼミナール
学費満足度の高い塾部門:代々木ゼミナール

<通信教育・小学部>
総合:Z会
分かりやすい通信部門:Z会
教材の質がよい通信部門:Z会
子どもが好きな通信部門:進研ゼミ
学費満足度の高い通信部門:Z会

<通信教育・中学部>
総合:Z会
分かりやすい通信部門:進研ゼミ
教材の質がよい通信部門:Z会
子どもが好きな通信部門:進研ゼミ
学費満足度の高い通信部門:Z会

《高木啓》

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