【東京モーターショー11】ルノーは“フレンチタッチ・トレンディ・スポーツ”

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ルノー・キャプチャー
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  • ルノー・ウインドゴルディーニ
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  • ルノー・メガーヌグラスルーフカブリオレ
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  • ルノー・カングーイマージュ
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第42回東京モーターショー会場において、ルノー・ジャポンはコンセプトカー『キャプチャー』など、ジャパンプレミアを含む6台を展示した。

同社大極COOは、「ブースのコンセプトは、“フレンチタッチ、トレンディ、スポーツ”です。これは、ルノー・ジャポンの3つのブランドキーワードで、2009年からこの頭文字をとった“FTS”戦略を軸として、事業展開を行っています」という。

そのFTS戦略を具現化した今回の展示車は6台で、そのうち1台は、新しいデザイン戦略である「ルノー2016 Drive the Change」を現実化したコンセプトモデル『キャプチャー』である。今年のジュネーブショーに出品されたこのモデルについて、大極COOは、「流麗さと逞しさを併せ持つデザインのスポーティクロスオーバー車で、“2人で世界を旅する”をテーマにした将来のロードカーのスタディモデルです」とそのコンセプトを語る。また、「エナジーdCi160ツインターボコンセプトエンジンで、ドライビングの楽しみと、パフォーマンス。そして、CO2排出量削減を両立したエンジンを搭載しています」。

次に、2012年発売予定と発表された『カングーイマージュ』は、「1997年の発売以来、全世界で290万台が発売されたルノーの人気モデル『カングー』の内外装をさらに個性的にスタイリッシュに仕上げたモデルです。エクステリアの大きな特徴は『カングービボップ』と同じデザインの前後パンパー。インテリアのデザインも専用となるスリートーンの内装が採用され、室内が一層明るくポップな印象となりました」。

同じく2012年に発売予定の『ウインドゴルディーニ』は、「フレンチレーシングブルーのボディにホワイトストライプという特徴的なゴルディーニデザインを踏襲し、個性的で洗練されたゴルディーニの世界観を、今の時代に投影した現代版ゴルディーニモデル」なのだ。

そして、もう一台、ジャパンプレミアを果たしたのは『メガーヌグラスルーフカブリオレ』だ。「先代モデルでも好評を博した全面ガラス製の全自動格納式グラスルーフはそのままに、優美なボディラインと、クローム調フロントガラスフレームはエレガントさと個性を一層際立たせています。この全自動格納式グラスルーフは開けていても閉じていてもオープンルーフの感覚を楽しむことが出来るモデル」だとし、このモデルも2012年発売に向けて導入を検討しているとした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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