ホンダの日本営業を担当する峯川尚常務執行役員は、11月30日に発表した軽自動車『N BOX』に続き、同車と同じプラットホームやパワープラント(エンジンとミッション)を搭載した軽を、相次いで投入する計画を明らかにした。
2012年春には「Nコンセプト3」をベースにしたモデルを、更に同年秋には「Nコンセプト4」を基にしたモデルを市販するという。
東京モーターショーにはコンセプト4が参考出品されている。2BOXのオーソドックスなスタイルであり、フロントマスクは1960年代に軽のベストセラーとなった『N360』を彷彿とさせるデザインとなっている。
峯川常務は、「軽は日本で最も(競合が)厳しい市場」であるものの、一連の軽の商品強化策で12年には今年の見通しから「倍増となる28万台を目指す」方針を示した。