ホンダは東京モーターショー11にEV二輪のコンセプトモデルを出展する。
今回出品されるEVモデルは、EVを着実に前進させていくというホンダの意思表示であり、その可能性を示唆するものとなっている。
『MOTOR COMPO』
2010年の本田技術研究所創立50周年の際に行った社内公募で受賞した作品。1980年代初頭に販売された『モトコンポ』をデザインモチーフにしており、四輪の『マイクロコミューターコンセプト』に搭載可能としている。
また、日常生活の中での活用も想定した着脱式の走行用バッテリーを採用し、電源スイッチとメーターパネルにはi-Phoneを利用するシステムなっている。
『E-CANOPY』
ホンダ特有の三輪スクーターにEVシステムを搭載した次世代コミューター。ビルトイン可能なリアトランクの採用で、ビジネスユースを意識している。
『RC-E』
1960年代のGPマシンをイメージさせる、EVスーパースポーツ。250ccクラス並みのコンパクトな車体サイズと、EVのトルクフルなパワーを組み合わせた設定で、走る歓びを表現する。