トヨタ自動車は、広州モーターショーでレクサスブランドの中核セダンである『GS250』を発表した。
現行のレクサスGSは、3.5リットルV6エンジンを積んだ「GS350」、4.6リットルV8エンジンの「GS460」、そして3.5リットルV6エンジンをハイブリッド化した「GS450h」のラインナップだったが、今回の発表で新型GSにはより低価格で燃費性能に優れた2.5リットルV6エンジンが存在すること、そしてV8モデルがなくなりGS250、GS350、GS450hの3つのパワートレーンとそれぞれに「Fスポーツ」モデルが存在することが明らかになった。
ローンチでは効果音と共にGS250に乗って金森善彦チーフエンジニアが登場した。金森氏は走る楽しさ、デザイン、環境性能に加えて、エンジン音に対してのこだわりをビデオを使って解説した。また、V8エンジンを無くしてハイブリッドエンジンのみをトップエンドに持ってきた理由をエンジン特性のグラフを使って解説。開発者の情熱とこだわりを中国の消費者に直接訴えた。