16日、米国で開幕するロサンゼルスモーターショー11。同ショーの主催団体は「第8回デザインチャレンジ」にエントリーする各社の作品を公開した。メルセデスベンツは、『シルバーアロー』だ。
デザインチャレンジは、ロサンゼルスモーターショーの恒例イベント。米国カリフォルニア州にデザイン拠点を置く自動車メーカーが参加するデザインコンペティションだ。2011年は、ホンダ、ヒュンダイ、メルセデスベンツ、マイバッハ、スマート、スバルの6ブランドが参加する。
今年のテーマは、「ハリウッド映画に起用するホットな次世代車」。創造性やブランドの魅力が表現された次世代ムービーカーのデザインを競い合う。
メルセデスベンツは、1930-50年代のモータースポーツシーンで活躍した伝説のレースカー、いわゆるシルバーアローを次世代車として再現。このシルバーアローに乗るのは、頭脳を持った2体の衝突実験用ダミー人形、ハンス05とフランツ02。タイムマシンを自由自在に操る敵、ドクターバリアに戦いを挑むという設定だ。