フォルクスワーゲンが、2013年シーズンのWRC(世界ラリー選手権)に本格参戦を計画する『ポロR WRC』。同車の初テストの様子が4日、ネット上で公開された。
ポロR WRCは、市販の『ポロ』をベースに開発。直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」エンジンは、最大出力300ps、最大トルク35.7kgmを発生する。駆動方式はフルタイム4WD。マシンの最低重量は、WRCのレギュレーションにより、1200kgと定められている。
同車の初テストは、2010年のダカールラリーを制し、2度のWRCチャンピオンに輝いたカルロス・サインツ選手が担当。高い戦闘能力を予感させる映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。