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震災後の自動車選び、デザインより動力源

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シタシオンジャパンは、関西学院大学社会学部の鈴木謙介准教授監修のもと実施した「震災後の社会生活における価値観の意識調査」の分析結果を公表した。大震災から半年。生活者に“社会とのかかわりを重視する価値観”が強く見られるという。

社会的自粛に始まり、被災地への支援/貢献活動、節電に代表されるライフスタイルの見直しなど生活者の意識が急速に変化した。調査では、 コミュニケーション、ライフスタイルなどの社会生活全般における価値観を中心に現状意識を聞いた。

調査結果から浮上したキーワードとしては、「他者への貢献」、「広範囲での協力」、「モノより心」、「次世代志向」の4つ。

調査によると、「他者への貢献」「人との出会い、つながり」を重視する傾向がみられ、見知らぬ他人でも協力する姿勢が表面化した。近所付き合いの現状は希薄な関係にあるが、今後については「地域や近所の人」と関係性を築いていきたい人が5割強に上った。

子どもの教育に求める要素についても、最も重視するものとして「他人への思いやりを学ぶこと」や「社会や環境に配慮した判断力を身に付けさせたい」といった回答が上位に上がった。

また、エネルギー問題への関心が飛躍的に向上し、その代表格である自動車選びの意識は、デザインや空間性よりも「動力源」への関心が急上昇した。

このような意識を持つ生活者について鈴木准教授は、「多くの人々の生活意識は、震災前後で社会性が高まっており、加えて現在の生活志向においても、周囲との関係性を重視する意識が見受けられた」と分析。

また、調査結果で顕著であった価値観を4つのキーワードに集約(献・広・心・次)し、この4つから成る価値基準を、“SQ”(かかわりの価値基準)と定義。このSQが高い人ほど「幸福度」が高いという相関があるといい、今後の日本を生き抜く上で必要となる「ライフスキル」であると提唱している。

調査は、全国1万人の20代~60代の男女に対して実施。実施期間は2011年9月10日~12日。
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