25日午後7時15分ごろ、富山県射水市内の市道で、タクシーから降車した66歳の男性が道路を横断していたところ、左方向から進行してきた乗用車にはねられる事故が起きた。男性は死亡。警察はクルマを運転していた26歳の男を逮捕している。
富山県警・射水署によると、現場は射水市三ケ付近で片側1車線の直線区間。信号機や横断歩道は設置されていない。66歳の男性は現場でタクシーを降車し、車両後方から道路横断を開始したところ、対向車線を左方向から進行してきた乗用車にはねられたものとみられる。
男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打と出血性ショックが原因で約5時間後に死亡。警察はクルマを運転していた同市内に在住する26歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。
調べに対して男は「考え事をしていて、前をよく見ていなかった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。