J.D.パワー アジア・パシフィックは、市販ナビゲーションシステムの顧客満足度調査の結果を発表した。
調査は、市販ブランドのナビゲーションシステムに関する顧客満足度を測定するもので、検索・案内機能だけでなく、音楽・映像機能、通信を利用したサービスなど、車載情報機器としてのナビの評価を幅広く調べた。
今回が5回目の調査となる市販ナビセグメントは、2009年4月から2011年3月に市販ナビを購入した利用者を対象として、7月にインターネット調査を実施。据え置き型ナビ(フルナビ)は2332人、PNDは1776人から回答を得た。
調査ではサービスサポート、ドライビングサポート、カーライフサポート、コストのファクターで評価した。
据え置き型ナビでは対象となった8ブランド中、パイオニア『サイバーナビ』が4年連続1位となった。サイバーナビは、ドライビングサポート、カーライフサポートファクターでトップ評価を得た。2位はアルパイン『X07/X08』シリーズ、3位はパナソニック『ストラーダ Fクラス』だった。
一方、PNDでは対象となった5ブランド中、パイオニア『エアーナビ』が初のトップとなった。エアーナビはドライビングサポートファクターでトップ評価を得た。2位は同ポイントで、パナソニック『ストラーダポケット』とサンヨー『ゴリラ』だった。