省エネLED道路照明 GSユアサとシャープが共同開発

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GSユアサは、シャープとLED道路照明器具を共同開発した。

東日本大震災以降、道路照明の省エネへのニーズが高まるなか、GSユアサとシャープは、業界最高水準となる省エネ性能(低ワット化)を実現したLED道路照明器具の商品化に成功した。

道路照明に適した配光性能を発揮する独自設計のレンズの採用で、従来の水銀灯400Wと比較して約70%、高圧ナトリウム灯180Wと比較して約40%の省エネ化を達成。フラット形状の独自レンズを開発・採用することで光の質(眩しさの低減)も高めた薄型デザインを実現した。

また、水銀灯の5倍、高圧ナトリウム灯の2.5倍の寿命となる6万時間の長寿命設計で、メンテナンスを大幅に軽減する。

屋外では、誘導雷(サージ)が電力線を通してLED照明器具に加わり故障を引き起こす恐れがあるため、高い耐雷サージ性能を備えることで、故障を防止する。点灯初期の余剰な明るさをカットし、寿命末期までの明るさを一定に保つよう自動的に調光する機能で消費電力を低減する。

さらに、交通量の少なくなる深夜の時間帯などに段調光できる機能を備えており、さらなる省エネを実現する。

2012年度は1万灯の販売を目指す。共同開発したLED道路照明器具は10月27日~28日に東京ビッグサイトで開催される「ハイウェイテクノフェア2011」に出品し、2012年1月末をめどに販売を開始する。

《レスポンス編集部》

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