日本損害保険協会は13日、東日本大震災関連で支払われた地震保険金の総額が10月12日時点で、1兆1625億円になったと発表した。
支払件数は70万2789件。前回実績を公表した9月28日時点に比べ支払額が0.8%、支払件数は1.3%それぞれ増加した。
都道県別の支払額では宮城県が5421億円(支払件数25万0991件)と最も多く、全体の46.6%を占める。次いで福島県の1494億円(同7万3443件)、茨城県の1474億円(同10万0354件)と続いている。
12日時点の地震保険に関する調査依頼や契約内容などの問い合わせ受付件数は81万6185件。このうち実際に保険金を支払ったものや、調査しても支払に至らなかったケース、問い合わせ内容が解決したものなどを合わせた調査完了件数は80万0878件となり、98.1%が対応を終えたことになる。