ホンダの航空機事業子会社ホンダエアクラフトカンパニー(HACI)は10日(米国時間)、小型ビジネスジェット機『ホンダジェット』用メンテナンスサービス施設の建設計画を発表した。本社隣接地に、2013年前半の完成を目指す。
ノースカロライナ州グリーンズボロ市に設置されるメンテナンスサービス施設では、ホンダジェットの総点検、広範囲にわたる重整備や機体の補修および修理などを行い、ディーラーでのアフターサービスを補完する。敷地面積は約7400平方m以上、投資額は2000万ドル(約15億3000万円)を予定している。
ホンダジェットの開発責任者、開発・製造・販売を担当するHACIの藤野道格社長は、「お客様へのサービスを行う上での最適な場所を慎重に選考した結果、今回の決定に至りました。われわれは、ホンダジェットを購入してくださったお客様に対して、ホンダジェットならではの最高レベルのアフターサービスを提供することを目指します」と述べている。