GMは29日、世界初となる自動車用のフロントセンターエアバッグを実用化したと発表した。フロントセンターエアバッグは、ドライバーズシートの車体中央寄りサイド部分に内蔵。運転席側からの側面衝突の際に展開し、ドライバーが助手席方向へ大きく傾くのを防ぐ。また、助手席に乗員がいる場合には、ドライバーと助手席乗員がぶつかるのを防止する役目を果たす。GMはフロントセンターエアバッグを、2013年モデルとして米国で発売するビュイック『エンクレイブ』の全車、GMC『アカディア』とシボレー『トラバース』のパワーシート仕様に標準装備する計画だ。このフロントセンターエアバッグ、日本のTAKATA(タカタ)が開発に参画。米国IIHS(道路安全保険協会)のAdrian Lund代表は、「GMとタカタの安全性向上への取り組みを称賛したい」とコメントしている。
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