インディジャパン・ザファイナル決勝(18日)後、佐藤琢磨がコメント。「上がったり下がったり忙しいレースでした。それも抜いたり抜かれたりではなく、思わぬアクシデントによるものでした」。
「スタートは(前の加速が)早過ぎて、チャンスがありませんでした。(序盤は)順調にラップを重ねていたのですが、ヘアピンでJ. P. (オリベイラ)がインに入ってきて、十分にスペースを空けていたのに押し出されてしまった。サスペンションが曲がる大きなダメージを負いました」
「最後のリスタートは決まったと思いました。2台抜けそうだったんです。でも、インにタグリアーニがいる状態で外からビソに被せられて逃げ場がありませんでした」
「6位も7位も大きな差ではないですが、僕にとってはファンにオーバーテイクを見せるのは意義があることです。ここは日本で、僕の母国なのに。チームメイトが何故あんなことをするのか分からない。何度かアメリカで見せたスピードを日本のファンに見せられなかったのは残念です」
「ファンの応援は素晴らしいものでした。結果は残念でしたが、皆の前で走れて嬉しかったです。暑い時間のスタートにも関わらずよく手や旗を振ってくれていたのが見えました。インディ・ジャパンがなくなるのは信じられません」