【フランクフルトモーターショー11】VWグループ、出展車両をまとめてお披露目

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フォルクスワーゲングループは12日、ドイツ・フランクフルトで13日に開幕するフランクフルトモーターショーに先立ち、プレビューイベントを開催。VW『UP!』やポルシェの新型『911』、ブガッティ『ヴェイロン』特別仕様など全ブランドの出展車両を一堂に集め公開した。

VWからは、13日よりドイツで先行販売を開始する超小型車『up!(アップ)』を披露。上級グレード「high up!」に設定される「up! black」と「up! white」を始め、色とりどりのモデルが登場した。

ベントレーはオープンモデルの新型『GTC』を公開。「世界最高のカブリオレを、さらに一歩前進させた」と同社代表は語る。

ブガッティからは、世界最高速記録を持つ『ヴェイロン』の特別仕様「ロブロン」が登場。歴史ある陶磁器の芸術性を取入れ、KPM社と協力、世界最高のパフォーマンスと極限のスタイリングを手に入れた。白いボディに複雑なブルーのラインが浮かび、唯一無二の存在感を示す。

ランボルギーニは、『ガヤルド』の高いサーキット性能をさらに市販車で追求するものとして「スーパートロフェオ・ストラダーレ」を設定、この日公開した。「イタリア車の伝統あるスポーツカーの色である赤、LP560-4の3倍のダウンフォースを実現するリアウイング」などが特徴だ。

アウディは、新型「アーバンモビリティ」のコンセプト、『A2』を公開した。プレミアムモビリティの未来を提案するという。このほか、レーシングカーの「A5DTM」新型、フェイスリフトをおこなった『RS5』が登場。フランクフルトショーではさらに『S6』、『S7』、『S8』とスポーツモデルを複数発表、展示することを明らかにした。

シュコダは、セダンモデルの拡大を図るためとしてコンパクトセダンのコンセプト『ミッションL』を公開した。コンセプトモデルながら、限りなく市販型に近い状態だという。

セアトは「モダン」「ダイナミック」「シンプル」「スポーティ」の要素・技術を盛り込んだ新型ミドルセダンのコンセプト『IBZ』を発表した。

そしてショーの最後にポルシェが、新型『911』の実車の初公開をおこなった。ステージには歴代911が登場、50年前から受け継がれている特徴的なシルエットに言及し、「スポーツカーそのものを表現した、本物のアイコンがここにある」とそのスタイリングの美しさを強調した。

グループ代表のマーティン・ヴィンターコーン氏は、「自動車の世界は、白や黒ではなく多様なもの。我々グループはその全てを持っている。見て、乗って楽しいクルマを作り続けることがサスティナビリティを存続させる。利益やシェアだけでなく、満足度や従業員のモチベーション、再生可能資源の活用や、社会への貢献など、市場の変動に対応していくことで、2018年までに自動車産業のトップとなることを目指す」と締めくくった。

12日に発表された、スズキとの提携解消問題については言及しなかった。

今回、事前公開されたモデルは全て、13日に開幕するフランクフルトモーターショーで改めて発表・公開される。

《宮崎壮人》

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