映画『ワイルド・スピード』シリーズの集大成、『ワイルド・スピードMEGA MAX』がまもなく10月1日からに日本で封切られる。9月23〜25日の先行上映すら待てない向きに、劇中登場する車をいくつか紹介しよう。

囚人護送車のクラッシュを皮切りに、走行中の列車からの高級車強奪、“お約束”のストリートレース、そして巨大金庫を引きずりながらパトカー群とのチェイス。アクションはスピードに重量感も加わった。

デトマソ・パンテーラ(1972年型)---イタリア人レーサー、デトマソと、フォード『マスタング』の生みの親、アイアコッカによる伊米合作。5.8リットルV8・OHVエンジン(330馬力)を搭載する。量販をねらって開発されたが、改造すれば最高速300km/hを超える実力をもつ。1971年発売なので列車から強奪される劇中車はかなり初期の個体。最近、同名のスーパーカーが復活するとの話がある。

ポルシェGT3(2002年型)---『911』をベースに、レース向けに1999年から限定生産されたモデル。量産型911から軽量化を図り、水平対向6気筒エンジンは3.4リットルから3.6リットルに排気量アップ、ルマンに参戦した「GT1」と部品を共用して370馬力を発揮する。ベースとなった911のほうは劇中車登場後すでに1回フルモデルチェンジしており、さらに新型がまもなく発表される。

ケーニッグゼグCCX(2010年型)---車好きなら覚えられないが忘れられないケーニッグゼグは、スウェーデンのスーパーカーメーカー。2005年には『CCR』が最高速395km/hで市販車のギネス記録を樹立したこともある。CCXは2006年発売のタルガトップモデルで、ボディはカーボン&ケブラー製。価格は約8000万円からのオーダーメイドだ。
《高木啓》