ブリヂストンは8日、「ブリヂストン タイヤセーフティーレポート」として、タイヤの安全に関する調査結果を公表した。
調査期間は、8月19日~21日で、自家用車を所有し、月に1回以上クルマを運転するドライバー1000名を対象にインターネット調査を実施。その結果によると、ドライバーの4割以上がタイヤの「偏摩耗」という現象を知らないことが判明した。
偏摩耗とは、タイヤのトレッド(路面との接地面)が道路条件や使用条件などにより、部分的に異常に磨耗する現象で、振動や騒音の原因になるだけでなく、タイヤ寿命の短期化やタイヤ本来の性能(排水性等)を悪化させる可能性がある。
同社は、偏摩耗を防ぐ方法として、「タイヤの適性空気圧保持」と「定期的なタイヤのローテーションを推奨している。
しかし、タイヤ適性空気圧を知らないドライバーが約5割、ローテーションの目安走行距離がわからないドライバーが4割以上にのぼることも調査によって明らかになっている。