JAF、自動車税制の見直しを求め署名活動

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日本自動車連盟(JAF)は、自動車関連団体で構成する自動車税制改革フォーラムなどと連携。自動車関係諸税の簡素化・負担軽減に関する署名活動を5日から開始する。

自動車には現在、9種類もの複雑で重い税金がかけられており、特に自動車の購入・保有段階(車体課税)に課せられている税は、欧米諸国と比較すると約2〜49倍と過重なものとなっている。

また、地方では生活の足として一世帯で複数台の自動車を持たざるを得ず、自動車関連税制が大都市圏と比べて大きな負担となっている。

JAFでは、生活必需品である自動車に課せられている複雑・過重な税負担の軽減。自動車取得税と消費税の二重課税問題など、不合理な税体系の是正を求める意見を「国民の声」としてとりまとめ、政府・与党などに提出する方針。ホームページにインターネット署名サイトを設置するほか、各支部窓口やイベントなどで広く署名を呼び掛けていく。

自動車関連税制については、2012年3月でエコカー減税が打ち切りとなることから、2012年度から抜本的な見直しが実施される予定で、今秋から冬にかけて自動車関連税制の見直しに向けての動きが加速する見込み。

《レスポンス編集部》

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