電動バイクの販売を手掛ける常盤産業(本社・名古屋市)は、「第4回居酒屋産業展」に『デンバ』の新しいタイプを出展した。それは、荷台に大きなボックスをつけたもので、ピザなどを宅配するにはもってこいの代物だ。「お客様の要望が多様化しているので、それに合わせて種類を増やしているところです。これからも装備をどんどん拡充していきます」と同社関係者。今回出展した『デンバ』も、ハードボックスとソフトボックスというように、それぞれ用途に合わせている。引き合いも多く、今回の展示会でも数件の話があったそうだ。そんな状況から来年から生産台数を月300台に増やす予定だ。そして、製造を中国から日本に移すという。「製品の輸送や技術者の派遣の費用がバカにならず、それなら日本でつくったほうがいいとなった」(同社関係者)。現在、電動バイクは雨後の竹の子のようにメーカーが出現し、激戦の様相を呈している。その中で勝ち残っていくためには、いかに早くお客の要望に応えていくかがカギともいえる。同社が製造を日本に移す裏には、その辺の狙いもあるのかもしれない。
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