欧州トヨタは12日、9月にドイツで開幕するフランクフルトモーターショーにおいて、『プリウス』のプラグインハイブリッド(PHV)の市販モデルを初公開すると発表した。
プリウスPHVは、プリウスよりも大容量の二次電池を搭載し、モーター単独で走行できるEVモードの領域を拡大。さらに、外部電源からの充電にも対応させたモデルだ。
トヨタの発表によると、プリウスPHVの市販版には、新開発の小型リチウムイオンバッテリーを採用。EVモードでの走行可能距離が伸びたことにより、欧州複合モード燃費45.45km/リットル、CO2排出量49g/kmと、極めて高い環境性能を実現しているという。
現時点では、プリウスPHVの詳細なスペックや発売時期、価格は公表されていない。ベース車両のプリウスに対して、どれだけ価格の上昇を抑えられるかが注目される。