7日午後5時ごろ、長野県松本市内にある飲食店の駐車場で、家族とともに歩いていた2歳の男児が、場内に進入してきた乗用車にはねられる事故が起きた。男児は収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた67歳の男性から事情を聞いている。
長野県警・松本署によると、現場は松本市大字芳川村井町付近。2歳男児は両親など家族4人とともに駐車場内を歩いていたが、隣接する国道19号から場内へ進入してきた乗用車と衝突した。
男児は転倒した際に頭部を強打。近くの病院へ収容されたが、脳挫傷などが原因でまもなく死亡した。警察ではクルマを運転していたこの店のアルバイト店員で、同市内に在住する67歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。
男児が歩いていたのは、駐車場入口から約10m奥側へ進んだ地点。警察では男児の両親からも事情を聞き、事故発生の詳しい経緯を調べる方針だ。